リフォーム中の仮住まいにUR賃貸はどうなの?実際の体験談や費用まで紹介

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writer : 迫田 幾太郎

リフォーム中の仮住まいにUR賃貸はどうなの?実際の体験談や費用まで紹介

「リフォーム中にUR賃貸での仮住まいってどうなの?」
「UR賃貸で仮住まいをするメリット・デメリットは?」

間取りの種類が豊富であり、一人暮らしからファミリー向けまで暮らしやすいと人気を集めているUR賃貸。テレビCMも放送されており、気になっているという方も多いでしょう。

実のところ、UR賃貸は短期契約ができるといった側面から仮住まいに適している不動産でもあります。そのため、リフォーム中の仮住まい先を選ぶ際には、検討すべき選択肢のひとつです。

とはいえ、全ての人にUR賃貸が最適なわけではありません。メリットもあれば、デメリットもあるため、事前にUR賃貸での仮住まいについて情報を入手しておくことが重要です。

そこで本記事では、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリット・デメリットやかかる費用を紹介します。あわせて、実際の体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、リフォーム中の仮住まいについてより詳しく知りたい方は次の記事もあわせてご覧ください。

リフォーム中の仮住まいはどうする?探す方法や流れ、知っておくべきことまで

仮住まいを検討している方のなかには「何から始めればいいかわからない」「なかなか条件に合った物件が見つからない」などの悩みを抱えている方もいますよね。

日本テンポラリーハウスは、仲介実績30,000戸以上を誇る仮住まいの専門業者です。仮住まいに関するお悩みは、日本テンポラリーハウスにおまかせください。まずはお気軽にご相談ください。

リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリット

最初に、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリットを、3つにまとめて紹介します。

保証人がいらない

リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリットとして、保証人がいらないことが挙げられます。UR賃貸では、UR都市機構が直接運営・管理を行っており、保証人を立てる必要がありません。

もちろん、保証会社の利用も不要です。一般的には、通常の賃貸物件を借りる場合、家賃の滞納や部屋の破損などによって家賃収入が滞らないよう保証人を立てる必要があります。

家賃の支払い能力がある親族や知人に依頼する必要があり、誰にも引き受けてもらえない場合は保証料を払い保証会社を利用します。UR賃貸では、この保証人を用意する手間がかかりません。

そのため、スムーズに仮住まい準備を進めることができます。

リノベーション済み物件が豊富

リノベーション済み物件が豊富であることも、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリットの1つです。リノベーション済みの物件なら、新築に近い綺麗な部屋で生活ができます。

UR賃貸は1960年代に建てられた団地が多く、経年劣化や設備の老朽化などを解消するためリノベーションが進められているのです。たとえ短い期間の仮住まいであったとしても、居住空間が劣悪だとストレスがかかります。

リノベーション済みの物件で暮らせることは、仮住まい期間を快適にしてくれるため大きなメリットと言えるでしょう。物件を探す際には、UR賃貸の公式サイトで物件検索をすると『リノベーションしたお部屋』といった記載があります。

部屋の詳細を確認すると室内の写真が掲載されており、物件選びの参考にもなります。居住空間にも気を使いたいという人は、UR賃貸を検討しましょう。

緑豊かで敷地内に公園がある

緑豊かで敷地内に公園があることも、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリットの1つです。緑豊かで敷地内に公園があれば、住民の生活に安らぎを与え、コミュニケーションの場としても活用できます。

UR賃貸は都市近郊に建てられており、敷地が広いことが多いです。広い敷地内の木々はUR都市機構が美しい景観の維持と防犯性の向上に留意して手入れをしてくれています。

そのため、UR賃貸なら心身の健康増進が期待できるとともに、安心で安全に暮らすことが可能です。とくに小さいお子さんがいる家庭には、適しているといえるでしょう。

リフォーム中にUR賃貸で仮住まいをするデメリット

ここからは、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいをするデメリットを、3つにまとめて紹介します。

駅から離れていることが多い

リフォーム中にUR賃貸で仮住まいをするデメリットとして、駅から離れていることが多いことが挙げられます。UR賃貸は広い敷地に建物を建設するため、駅から離れた場所に作られる傾向があります。

実際に、東京都立川のUR賃貸は駅まで遠く、棟の場所次第で駅までの所要時間も変わります。

出典:UR賃貸住宅

駅を利用する方は、バス停の場所や駅まで行く手段、かかる時間などの確認が必要です。仮住まい先を決めた後に通勤や通学で不便がないよう、物件の条件を慎重に確認しておくことが重要です。

審査が厳しい

審査が厳しいことも、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいをするデメリットの1つです。UR賃貸は保証人が不要であるため、通常物件と比べて審査が厳しい側面があります。

とくに収入面での入居条件が厳しく、家賃に対して次のような月収を満たさなければなりません。

UR賃貸の家賃月収
8万2,500円未満家賃の4倍
8万2,500円~20万円未満固定額で33万円
20万円以上固定額で40万円
参考:UR賃貸

上記の基準を満たしていない場合でも、公務員や大手会社の社員など安定した職業と判断されると審査に通りやすくなります。一方、フリーンランスや勤続年数が短く転職をくり返している方は、審査に通りづらいため注意が必要です。

家賃が少々高い傾向にある

家賃が少々高い傾向にあることも、UR賃貸で仮住まいをするデメリットの1つです。UR賃貸は、リノベーションが行われている物件が多いことから、相場に比べて多少家賃が高く設定されています。

実際に、東京都八王子市館町のUR賃貸では、通常の賃貸物件と家賃を比較すると次のような差があります。

間取り家賃
UR賃貸物件2DK(40m2)5万5,600円
通常賃貸物件※12DK(46m2)4万3,000円
※1:スーモに記載の情報を掲載しています

UR賃貸はメリットも多いものの、家賃が相場よりも高いことに注意が必要です。

リフォーム中にUR賃貸に仮住まいする際にかかる費用

リフォーム中にUR賃貸で仮住まいをすると、3ヶ月で70〜150万程度の費用がかかります。費用の詳細は、次のとおりです。

費用の詳細費用
引っ越し代(2回分)約20万円
家賃10~20万円/月
敷金(2ヶ月分)20~40万円
共益費2,000~1万円/月

仮住まいにかかる費用が予算を超えないように、事前にかかる費用をしっかりと把握しておくことが大切です。

また、敷金は2ヶ月分かかるものの、退去時に修繕費などを清算したのちに返金されます。そのため、敷金の高さで物件選びを悩む必要はありません。

リフォーム中の仮住まい先でUR賃貸がおすすめな人

ここからは、リフォーム中の仮住まい先でUR賃貸がおすすめな人を紹介します。

初期費用を抑えたい人

UR賃貸での仮住まいは、初期費用を抑えたい人におすすめです。UR賃貸では、礼金・仲介手数料・保証料が不要であり、初期費用がそれほどかかりません。

先述したように、敷金が家賃2ヶ月分かかるものの、現状回復箇所がなければ退去時にほどんど返金されます。

通常の賃貸物件では、敷金・礼金が各家賃の1ヶ月分、仲介手数料は家賃の0.5〜1ヶ月分かかることがほとんどです。初期費用として家賃の2.5〜3ヶ月分かかります。

以上のことから、UR賃貸での仮住まいは通常の賃貸物件と比べて、初期費用を抑えることが可能です。初期費用を抑えたい人はUR賃貸での仮住まいを検討してみましょう。

広い仮住まい先を探している人

広い仮住まい先を探している人も、UR賃貸がおすすめです。UR賃貸は、3LDKや4LDKといったファミリー向けの物件が多くあります。

広い物件に住むと仮住まいの荷物を部屋に収めやすく、トランクルームを借りずに済む可能性が高いです。トランクルームを借りなければ荷物の預かり費用を抑えられます。

また、通常の賃貸物件で広い物件を探すことは簡単ではありません。UR賃貸なら、広い部屋を短期間借りられる可能性が高まるためおすすめです。

子育て世帯の人

子育て世帯の人にも、UR賃貸がおすすめです。UR賃貸には、家賃の子育て割があります。

UR賃貸の子育て割とは、18歳未満の子どもがいる世帯または新婚世帯向けに、最大で家賃が20%減額されるサービスです。家賃の減額率は世帯収入に応じて変わります。

家賃が減額される上限額は、25,000円です。子育て世帯なら、UR賃貸の子育て割を利用すると家賃を低く抑えられる点でおすすめです。

リフォーム中にUR賃貸で仮住まいした人の体験談

ここでは、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいした人の口コミ・評判を紹介します。

家のリフォームに伴い、URの賃貸に短期で仮住まいしたんだけど、3ヶ月程住んで敷金どのくらい戻るかと思ったら、何と清掃代800円チョイくらい引かれただけで、あと全部戻って来ました。民間じゃ10万くらい当たり前ですよね。仮住まいをお探しの方は、条件が合えばUR賃貸は絶対お勧めですよ。

引用:X

こんばんは。今日はリフォームに向けての問い合わせ。
リフォーム中の仮住まいにURを検討中。電話で問い合わせてみました。
結論は、UR一択(笑)1ヶ月間でも住めそうです
息子が年中の間にはしたいし、こちらも動き出そう。

引用:X

6月からリフォームに当たり、
仮住まいをURにしたが、
住民票と残高照会が必要らしく、銀行の窓口に来ています。
銀行の証明書って、高いな〜

引用:X

UR賃貸なら1ヶ月でも契約が可能であり、リフォームの仮住まいという短期契約には最適です。退去時に敷金がほぼ全額返金されたという口コミもあり、UR賃貸での仮住まいを前向きに検討できる要素といえるでしょう。

一方で、前述したとおり、UR賃貸は収入面での審査が厳しい一面があります。上記で解説した家賃ごとの基準に収入が満たない場合には、発行後7日以内の残高証明が必要です。

残高証明の発行手数料は金融機関により異なるものの、1,000円程度かかることを念頭におきましょう。

UR賃貸を借りる際の手順

仮住まい先をUR賃貸にすることを決めたなら、スムーズに入居まで進められるように、手順を把握しておきましょう。UR賃貸を借りる際の手順は、次の通りです。

また、下記の1〜3の仮申し込みまでは、UR指定の斡旋業者で代行することができます。代行を依頼しても、ご自身で行っても掛かる費用は変わらないため、依頼した方が手間を省くことが可能です。

  1. 物件の申込み資格を確認する
  2. 公式サイトから希望エリアの物件を探す
  3. URの店舗にて仮申込みを行う
  4. 内覧をする
  5. 仮申し込みの翌日から6日以内に書類を提出し本申込みをする
  6. 仮申し込みの翌日から10日以内に契約を行う
  7. 入居を開始する

契約ができるのは、本申込みで書類提出をした店舗に限られます。加えて、契約までに『敷金・日割り家賃・日割り共益費』を支払わなければなりません。家賃は入居開始可能日から発生します。

UR賃貸での仮住まいなら日本テンポラリーハウスにご相談ください

項目詳細
会社名日本テンポラリーハウス株式会社
会社住所東京都杉並区荻窪5丁目23-3 FKビル
創業年数平成元年
公式サイトhttps://t-house.co.jp/

UR賃貸での仮住まいを検討しているなら、日本テンポラリーハウスにご相談ください。

日本テンポラリーハウスは、仮住まい専門の不動産会社です。通常の賃貸物件はもちろんのこと、UR賃貸のご紹介も可能です。

お客様の希望のエリアや広さ、各種条件を踏まえたうえで適した物件をご提案します。今まで30,000件以上の仲介実績があるため、安心してご利用いただけます。

仮住まい先をお探しなら、ぜひ日本テンポラリーハウスへお問い合わせください。

まとめ

本記事では、リフォーム中にUR賃貸で仮住まいするメリットやデメリットを、利用者の体験談を交えて紹介しました。

UR賃貸は初期費用を抑えられるうえに、リノベーション済みの物件が多く新築同等の部屋で生活ができます。一方で、物件が駅から離れていることや審査が厳しい点に注意が必要です。

とはいえ、子育て世帯では子育て割があり、家賃の減額サービスが利用できます。そのため、UR賃貸は仮住まいの選択としておすすめです。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。

この記事を書いた人
仮住まいコンサルタント
迫田 幾太郎(Ikutaro Sakota)

仮住まいに関するコンサルタントであり、20年以上の経験を持つ不動産業界のベテラン。仮住まいや短期滞在に特化したアドバイザーとして、数多くの顧客にアドバイスを提供。

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