建て替え中の仮住まい先にプレハブって可能?実際の体験談や費用相場まで

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writer : 迫田 幾太郎

建て替え中の仮住まい先にプレハブって可能?実際の体験談や費用相場まで

「建て替え中の仮住まい先にプレハブって可能なの?」
「仮住まい先にプレハブって実際どう?」

建て替え中の仮住まいでは、引っ越しの手間を最小限にしたいといった希望からプレハブを検討する方もいるでしょう。

敷地内にプレハブを建てれば、生活環境を変えずに建て替え期間を過ごせます。また、通勤や通学、買い物に不便を感じずに生活を送ることが可能です。

ただし、一見便利に見えるプレハブにも落とし穴があるのが事実。何も知らずにプレハブを選択すると、ストレスの大きい仮住まい期間になることも否定できません。

そこで本記事では、建て替え中の仮住まい先にプレハブは適しているのかを、費用や口コミを交えて紹介します。あわせて、仮住まいにプレハブを選ぶメリット・デメリット、注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

なお、建て替え中の仮住まいについてより詳しく知りたい方は次の記事もあわせてご覧ください。

【2025年最新】建て替え中の仮住まいはどうする?費用や探し方、注意点まで

建て替え中の仮住まい先にプレハブは可能!ただし、おすすめはできない

結論、建て替え中の仮住まい先にプレハブは可能です。ただし、おすすめはできません。なぜなら、プレハブは住み心地に多くの課題を抱えているためです。

もちろん、敷地に余裕があればプレハブを建てて仮住まいすることは可能です。プレハブを仮住まい先にすれば、引っ越しの手間がそれほどかからないといったメリットがあります。

また、買い物や通勤面で生活に変化が起きない点でも住みやすいと言えるでしょう。ただし、一般的にプレハブを建てる費用は高額です。

他にも、すき間が多い構造であり、外の話声や雑音が聞こえるなど住み心地がそれほど良くありません。建て替えの仮住まい期間は6か月程度であるものの、住環境が整った仮住まい先を選ばなければストレスを抱えます。

そのため、建て替え中の仮住まい先にプレハブは可能であるものの、おすすめはできないといえます。

建て替え中の仮住まいのプレハブにかかる費用相場

建て替え中の仮住まいでプレハブを建てるには、仮住まい期間を6か月と想定した場合、約100万円が費用の目安です。

費用の内訳は、プレハブのレンタル代が10万円〜、基本管理費が約15万円、搬入・搬出代が約12万円です。他には、必要に応じてエアコンやキッチン、トイレの設置などのオプションにかかる費用があります。

また、プレハブで仮住まいをする際には、光熱費や食費、インターネット費用などの生活にかかる費用も忘れてはいけません。加えて、プレハブに荷物が納まらない場合にはトランクルームに預けることも検討する必要があります。

以上のことから、仮住まい期間を6か月と想定した場合、約100万円が費用の目安です。

建て替え中の仮住まいでプレハブを利用した実際の口コミ

ここからは、建て替え中の仮住まいでプレハブを利用した実際の口コミを紹介します。

何とか寝てると思ったらダメだった
雨がかなり強くなってきたら、
仮住まいのプレハブじゃ煩くて眠れない
ワンコも同じ…
作業場の中、しかも軽トラの中に避難した

引用:X

仮住まいのプレハブが雨漏りしてるwwww
農振除外はよ通ってくれ!家建てさせろ!!

引用:X

プレハブ仮住まいで−10℃を乗り越えたので今年は余裕すぎる

引用:X

プレハブは気密性が低く、外の音や寒さや暑さが厳しいといった住み心地に関する口コミが多いことが特徴的です。プレハブは住む環境が良いとは言えないことを念頭におきましょう。

建て替え中の仮住まいにプレハブを選ぶメリット

ここからは、建て替え中の仮住まいにプレハブを選ぶメリットを、3つにまとめて紹介します。

引っ越しの手間が少ない

引っ越しの手間が少ないことは、建て替え中の仮住まいにプレハブを選ぶメリットの1つです。仮住まい先にプレハブを選べば、敷地内で引っ越しを行います。

敷地内であれば移動距離が短く、大型家具や家電以外は自分で運ぶことが可能です。食器や服などを自分で運べば、引っ越し費用を最小限に抑えられます。

引っ越しは荷物が多いほどまとめるのに時間がかかり、室内が段ボールであふれて作業効率が悪くなります。敷地内の引っ越しなら、段ボールが増え次第プレハブへ移動でき、それほど手間がかかりません。

生活にそれほど変化がない

生活にそれほど変化がないことも、建て替え中の仮住まいにプレハブを選ぶメリットの1つです。敷地内にプレハブを建てると、小・中学校の通学や通勤、日々の買い物の道順に変化がありません。

仮住まい前とほぼ同じ生活スタイルが送れるため、ストレスを抱えづらいのです。敷地外に住む場合には、近所との交流や付き合いが変わり、慣れるまで緊張状態が続きます。

生活スタイルがそこまで変わらないプレハブを選べば、仮住まい期間を快適に過ごしやすくなります。

建て替えの進捗状況を把握しやすい

仮住まいにプレハブを選ぶメリットとして、建て替えの進捗状況を把握しやすい点が挙げられます。敷地内にプレハブがあれば、建て替え作業を日々確認しながら生活できます。

プレハブから作業の進捗状況がわかると着々と建て替えが進むのを確認でき、安心感を得やすくなるでしょう。新居への期待も膨らみ、仮住まい期間を楽しく過ごせます。

日々明るい気分で暮らせると、精神的にも健康面にも不安を抱えづらくなります。

建て替え中の仮住まいでプレハブを選ぶデメリット

ここからは、建て替え中の仮住まいでプレハブを選ぶデメリットを、3つにまとめて紹介します。

広さがそれほど選べない

広さがそれほど選べないことは、建て替え中の仮住まいでプレハブを選ぶデメリットの1つです。プレハブは、もともと形や大きさが決められています。

大きなプレハブはそれほど多くなく、賃貸物件のように間取りや部屋の広さを自由に選べません。もし、大きなプレハブでの暮らしを希望するなら、連結できるプレハブを選択して広さを確保する必要があります。

もちろん、プレハブは大きく、連結させるほど費用がかさみます、また、それほど連結できるプレハブの種類は多くないことに注意が必要です。

外気温の影響を受けやすい

外気温の影響を受けやすいことも、建て替え中の仮住まいでプレハブを選ぶデメリットの1つです。プレハブはすき間が大きい構造であり、外気が室内へ入り込みやすいことが特徴です。

そもそもプレハブは鉄骨構造であることが多く、断熱材が充填されていません。そのため、気密性が低く、夏は暑くて冬は寒いのです。

とくに、真夏と真冬ではエアコンを使用しても快適な室温になりづらい側面があります。プレハブでの仮住まいをする場合には、室内温度によるストレスを抱えやすいことを覚えておきましょう。

騒音・振動が気になりやすい

建て替え中の仮住まいでプレハブを選ぶデメリットとして、騒音・振動が気になりやすいことが挙げられます。プレハブの近くで建て替えを行うことから、工事音や振動を受けやすくなります。

とくに、基礎工事はコンクリートを混ぜたり、流し込む音が大きいです。加えて、作業は朝早く、夜も遅い時間まで行うこともあります。

工事の騒音や振動は気になりだすと、より大きく感じることも少なくありません。騒音・振動問題を考慮してプレハブにすべきかを検討する必要があります。

建て替え中の仮住まいでプレハブを建てる際の注意点

ここからは、建て替え中の仮住まいでプレハブを建てる際の注意点を、4つにまとめて紹介します。

自治体に建築確認を行う

自治体に建築確認を行うことは、仮住まいでプレハブを建てる際の注意点の1つです。プレハブの建築確認をしなければ、自治体から指導を受けて仮住まい生活を続けられない可能性があります。

プレハブを選択する際には、とくに「建ぺい率」に注意が必要です。建ぺい率とは、敷地に対する建物の割合であり、建て替えでは新居とプレハブを合わせた大きさを建ぺい率に収めなければなりません。

建ぺい率は自治体ごとで異なり、基準内におさめなければ建築基準法違反になります。建ぺい率を超えると基準以内におさめるための是正措置を命じられ、プレハブを撤去しなければならない可能性もあります。

プレハブでの仮住まい期間を不安なく終えるためにも、自治体への建築確認は不可欠です。

真夏・真冬は避ける

建て替え中の仮住まいでプレハブを建てる際には、真夏・真冬を避けることに注意が必要です。プレハブはすき間が多い構造であり、気密性がそれほど良くありません。

気密性が低いと外気の熱や冷気が室内へ入り込みやすく、夏は暑くて冬は寒くなります。とくに、真夏や真冬は冷暖房を使用しても効きが悪く、快適な生活は困難です。

仮住まい期間が6か月を超えるなら、真夏または真冬のプレハブ生活を避けられません。真夏や真冬に仮住まい期間が当たる場合には、建て替え業者に工期を短くしてもらうことが賢明です。

費用を現金で用意する

費用を現金で用意することも、建て替え中の仮住まいでプレハブを建てる際の注意点の1つです。仮住まいに必要な費用は、ローンが組めません。

もし、建て替え中の仮住まいにプレハブを建てる場合、広さや期間によって100〜200万円が必要です。プレハブを建てる前に一部の前払いを求められることもあり、比較的すぐ支払いが必要になることもあります。

ただちに支払うためにも仮住まいでプレハブを建てるなら、現金で費用を用意することが欠かせません。

敷地にスペースがないと設置できない

敷地にスペースがないと設置できないことも、仮住まいでプレハブを建てる際の注意点の1つです。新居とプレハブを建ぺい率以内に収める必要があるうえに、建て替えの工事車両も敷地内に入ります。

工事車両のことも考慮してプレハブを設置するスペースがなければ、そもそも設置できません。プレハブの設置が可能か、設置場所に問題はないのかを明確にしてから、プレハブを仮住まい先にするのかを検討することをおすすめします。

希望に沿う仮住まい先を探すには仮住まい専門業者がおすすめ

希望に沿う仮住まい先を探すには、仮住まい専門業者への相談がおすすめです。仮住まい専門業者なら短期契約が前提であり、条件に合う仮住まい先を紹介してもらえます。

プレハブと決めている方でも仮住まい専門業者へ相談すれば、想像もしないような新しい提案をしてもらえることもあります。例えば、駐車場付きの一軒家やペット可の賃貸物件など、一般的には見つかりづらい条件の物件紹介も可能です。

賃貸物件では条件が合わない、短期契約の物件が見つからないなら、仮住まい専門業者へ問い合わせすることをおすすめします。

仮住まい先をお探しなら日本テンポラリーハウスにご相談ください!

日本テンポラリーハウス
項目詳細
会社名日本テンポラリーハウス株式会社
会社住所東京都杉並区荻窪5丁目23-3 FKビル
創業年数平成元年
公式サイトhttps://t-house.co.jp/

日本テンポラリーハウスは、仮住まい専門業者です。通常物件の短期契約のみならず、UR賃貸物件やマンスリー物件も紹介します。

もちろん、駐車場付きの一軒家もあり、荷物の預かりが可能なトランクルーム付きの物件紹介も可能です。加えて、日本テンポラリーハウスなら、安心して仮住まい先を決められる環境が整えられています。

鍵交換サービスや電気・水道の開始手続きの代行といった充実したサポートを受けることが可能です。希望に沿う仮住まい先をご提案するため、ぜひ日本テンポラリーハウスにお問い合わせください。

まとめ

本記事では、建て替え中の仮住まいでプレハブを選んだ際の費用や注意点などを紹介しました。

仮住まい先にプレハブを選択することは可能であるものの、外気の影響を受けやすいことや費用面でそれほどおすすめできません。現に、仮住まいでプレハブを利用した方が雨漏りしたや寒いといった口コミが数多くあります。

仮住まい期間は6か月程度あり、ストレスを抱えない生活が理想的です。快適な仮住まい期間を過ごすためにも、仮住まい先選びは慎重に検討する必要があります。

希望にそう仮住まい先をお探しなら、ぜひ日本テンポラリーハウスへお問い合わせください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。

この記事を書いた人
仮住まいコンサルタント
迫田 幾太郎(Ikutaro Sakota)

仮住まいに関するコンサルタントであり、20年以上の経験を持つ不動産業界のベテラン。仮住まいや短期滞在に特化したアドバイザーとして、数多くの顧客にアドバイスを提供。

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